オステオパシーとその効果について オステオパシーとは！？オステオパシーの効果、オステオパシー誇張法、カイロプラクティックとの違いやオステオパシーを施術出来るお医者さんの探し方などの情報を紹介します。

以上、オステオパシーを理解していただけましたか？

オステオパシーはカイロプラクティックと同様に、アメリカを中心とした欧米諸国では既に医師としての社会的に確固たる地位を得ていています。


ですが、日本においてのオステオパシーは、法制化されていない為、法に定められる以外の民間療法の立場にあります。


その為、オステオパシー治療は全額自己負担であり、平均すると10分で1,000円程度の費用がかかってしまいます。



また、国家免許資格でないので、最低限の医学知識が担保されていない為、施術者選びは慎重に行う必要があります。


とは言え、突然オステオパシーが上陸したのではなく、地道な活動を続けていたオステオパシーに光が当たったと言う状態ですので、国内の普及において決してノウハウが無いという訳でもないのです。



日本にも、オステオパシーの腕が確かと認められた人のみが所属する連合で、日本オステオパシー連合ＪＯＦというのがありますので、そこのサイトから、所属するお医者さんを探すと、接骨院などに所属している一流の方も探す事が出来るようです。


代替医療の大波の中、日本のオステオパシーもその波を受けて、これからますます注目されることは間違いないと思いますよ。


　
　
　
　
　

オステオパシー誇張法は、オステオパシーの中でも特にソフトな治療法です。


福島の斎藤巳乗先生によって考案された、日本のオステオパシーで、頭蓋オステオパシーというソフトな施術法を、体全体に使えないかという事から考案されたそうです。


誇張法は間接法の代表的なテクニックで、関節を動かしやすい方向へ誇張するという治療法で、一般的な矯正法とは全く逆の矯正法です。



誇張法は、関節を調整するのに少し時間がかかりますが、直接的なアプローチで矯正するよりも、キレイに関節の動きが出て来ます。


単に関節を矯正する以上のプラスαの事が出来てしまうようです。



誇張法の原理を、簡単に説明します。


不具合を引き起こしている関節に対し、動き易い方にほんの少し動かし時間をおきます。


関節がずれていると、関節を保護している靱帯が、縮んでいる所と伸びている所が出て来ます。


靱帯というのは、縮んでいるモノをより縮ませ、伸びているモノをより伸ばしておく事によって、正常に戻ろうとする原理がありますが誇張法はこの原理を利用したものです。



施術者は、非常に弱い力で骨を関節の動く方向に誘導し、そして動きを邪魔する事なく、ソフトにその動きを追っていきます。


受けている方は、ただ触れられている位にしか、感じない程の力です。


　
　
　
　
　

医師が用いる手技療法として発達したオステオパシーは、現在では「ボキボキッ」と行うハードな手技ではなく、身体に負担をかけない安全でソフトな手技が主流となっています。


オステオパシーの手技療法のキーワードは「コンフォート＝安楽・快適」というもので、器具を使わず全て手技による安全で快適な施術が行われます。


例えば、腰痛の原因は腰だけにあると考えるのではなく、背骨や骨盤の歪み、足の関節の異常などからの影響はないか、身体全体の関連するポイントを探し手技で調整します。


常に体全体のバランスを重視して、とてもソフトなタッチで身体を誘導し、アンバランスから調和へと導きます。


つまり、痛くない手技療法なのです。



数少ない体験談では、お母さんが坐骨神経痛、本人が極度の冷え性による生理痛、でオステオパシーの治療を始められたのですが、その症状が治っただけではなく、便秘解消、Ｏ脚が殆ど治った、肩こり軽減、ドライアイ改善などと、親子で通って、良くなった事を書いておられます。


オステオパシーは殆どの人が、数回で効果が出て、後は1～2ヵ月に1回治療を受けるだけ通っていれば、そのうち通わなくでも自分の体が勝手に治るように動いてくれるそうです。


残りの少数派は、長期間じっくり治療し、ある時山をひとつ越えるように、急に改善に向いだすというパターンがあるようです。



オステオパシーは、乳幼児の治療に向いているとも言われています。


欧米では乳幼児は薬を使わずにオステオパシーに診てもらうというのが一般的になって来ています。


オステオパシーの手技により、消化、吸収、代謝、排泄の機能を促進させる為、薬などに頼らなくても治療が出来る場合が多いのです。


小児ぜんそく、アトピー性皮膚炎、運動機能障害などの抑制と予防をはじめ、暗記力の向上、運動機能の発達にも効果があります。



　
　
　
　
　

オステオパシーって、ご存知ですか？

私は初めて耳にした時、自然治癒力という意味のホメオスターシスを連想しました。


後でいろいろ知ると、まんざら見当はずれでも無かったのですが、オステオパシーは、オステオン（骨）とパソス（治療）というギリシャ語を合わせた造語だそうで、それを聞くと大体どのような分野なのかが解りますよね。


日本では、まだあまり知られていない現状です。

オステオパシーとは整体やカイロプラクティックをもっともっとソフトにした感じだけど、筋肉が縮こまったままになっている事などから起こる慢性的な症状に抜群の効果がある手技による治療法の事です。


今回はそのオステオパシーについて、オステオパシーとは何かをもう少し詳しく、その効果や誇張法、カイロプラクティックとの違いなどについてご紹介します。


オステオパシーとは何か、その効果は
オステオパシーとは、体性機能障害を治療するために、約130年前にアメリカの外科医Ａ.Ｔ.スティルが開発した手技療法です。



体性機能障害とは…

・身体を構成する筋肉
・骨格
・神経
・血管

などが繋がった身体機能のシステムの不調や変性された状態の事です。

これが原因で起きる慢性的な身体の痛み・シビレ・倦怠・神経障害・内臓障害・骨格変位・不定愁訴などの障害が体性機能障害です。


不調があって病院に行っても、筋肉の状態や質を診ないので、病気と認定されない事が多いのですが、そんな時にオステオパシーの治療が効果を発揮するのです。